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2018.04.02 Monday

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    水石は、品位が大切なんです。

    2018.02.10 Saturday

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      よく祖父が山や川に行っては枯れ木の根やら石やらを、

      拾ってきてたのを思い出します。

       

      当時、子供の僕には、さっぱりと言っていいほど、

      祖父が夢中になって枯れ木の根を磨いたり、石を眺めたりといった行動が、

      理解できませんでしたが、この歳になって気付けば祖父と同じようなことに興味を持ち、

      同じような行動を取っていることに、本当に驚かされます…

       

      以前にも書かせていただきましが、

      数年前に盆栽に手を出し、盆栽の先生にわざわざ通っていただきながら、

      その手ほどきを受けさせていただいておりますが、

      ここにきて、盆栽よりも?水石に魅了されはじめてしまっております。

       

      水石(すいせき)をご存知ですか?

      パワーストーンとやらとはまったく違う世界ですので、

      お間違えなきようです(´∀`;A

       

      水石は、古代中国において官吏登用の際、

      文武はもとより、書画においても勝っていなければならない必要がありまして、

      石の写実が重要とされ、石を眺め楽しんだのが始まりとも言われているそうです。

      日本には、室町時代に五山の僧侶(当時の僧侶は学者であり詩人:いわゆる文人)たちによって伝承されたとされています。

      盆栽も別の呼び方は、文人植木と言われるものですし、

      水石も文人たちの嗜みであったようです。

       

      当時の愛石家には、後醍醐天皇、足利義政、

      その後も織田信長をはじめとする戦国武将やお公家の方々。

      名石と言われる石は、城と交換するほどのものであったようです。

      名石として有名な「末の松山」は、

      西本願寺、徳川美術館に所蔵されています。

      本当に美しいですし、うっとりしてしまいます。

      機会がありましたら是非。

       

      盆栽、水石ともにその物自身の美しさが重要であることは言うまでもありませんが、

      それを楽しむ空間、間合いも重要とされ、

      僕が苦手とする羅列陳列とは、真逆の世界であることも、

      その魅力に引きつけられる所以かもしれません。

       

      先日、長く水石を嗜んでこられた方のお話を聞く機会がありました。

      水石を愛でる中において、

      古来より言われていることがあるそうです。

      中国では、4則とされ、

      日本では、5則とされているようでして、

      「形」、「質」、「色」、「肌」、「持込」

      それぞれの詳細を説明させていただくと長くなりますので、

      割愛させていただきますが、

      その石から見える山並みなどの想像力を掻き立てられる事が大切らしいです。

       

      そしてさらに大切なのは、

      「品位」のあるものだそうです。

      その石が醸し出す品位を見いだし。

      そしてそれを感じる心こそが大切。

       

      僕も色々な盆栽園に足を運びますが、

      先日伺ったこの「品位」こそが重要なんだと、

      肌で感じる事があります。

       

      文人植木とはほど遠く、美しさ度外視、儲け主義に走りすぎた品格の無い園主、

      そして手入れがあまりできていない盆栽、

      山積みになった水盤、水石…

       

      品位の欠片もない園に出向いてしまうと、

      二度とくる事はないなぁなんて、

      悲しい気持ちになることがあります。

       

      お話を伺った方もおっしゃっていましたが、

      はっきりと見えにくい品位こそが、

      この世界で重要であり、また日々の暮らしの中に置ける行動も、

      その品位に寄って左右され、滲み出ているものだと。

       

      人に迷惑をかけるかも?

      嫌な気持ちにさせてしまうかも?

      なんていう疑問も持たず、

      自分のいいように話し行動する。

      はたまた、長くそんな風に生きてきたんで、

      自分のあるがまま、今更変更することなんて出来ませんと開き直る心…

       

      結局、自分の品位や品格を考えれば、

      そんな事を言ったりやったりする事が恥であり、

      少しでもそんな風に思われない様にしようという心こそが、

      品位と品格の基本なのではないのか?と。

       

      水石、人生においても大ベテランの方の言葉は、

      本当に身に染み入りました。

       

      この品位なるもの、

      水石や植物だけでなく、

      自分自身、そしてギャラリー空間においても、

      きちんと見いだしていただけるよう、

      自分自身の品位についても考えるいい機会になりました。

       

      皆さんも水石を眺めながら、

      ご自身の品位品格について考えてみてはいかがでしょう?(゚∀゚)

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

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